そば米汁
2014/10/15

徳島で育った人なら、誰でも知っている郷土料理「そば米汁」をご紹介しましょう。
徳島県の山間部祖谷(いや)地方では、そばが栽培されています。
そのそばの実を使って作った「そば米汁」
たっぷりの野菜と、プチプチとした食感が楽しいそば米で作る具沢山の汁物です。
今回はその「そば米汁」と竹ちくわ(徳島県小松島市の名物。竹に魚のすりみを巻いて焼いたちくわ)、それにユズ酢を使った太巻き。
そんな徳島ならではの献立を作ってみました。
「そば米汁」は徳島の学校給食の定番。そして懐かしいおばあちゃんの味。
鳴門塩業の地元、徳島の料理を、皆さんぜひ作ってみてくださいね。
そば米汁
<材料 2人分>
鶏もも肉 150g
人参 1/2本
大根 5cm程
さつまいも 1/2本
椎茸 3個
そば米 1カップ~1.5カップ
鶏ガラスープの素 小さじ2~3
鳴門塩田物語
みりん
薄口醤油
細ネギの小口切り、すだちの輪切りなど(薬味として)
<作り方>
・鶏肉は適当な大きさに切る
・大根、人参を3mm~5mmの輪切りにし、型抜きで型を抜く
・椎茸は軸を取り、半分に切る
・さつまいもは半月に切り、固めに茹でておく
・そば米はざるに入れてよく洗い、水から柔らかくなるまで茹で、更に綺麗に洗ってザルにあげる
・鍋に水400㏄を入れて沸かし、鶏ガラスープの素と塩で味を整える
・風味が足りない場合は、みりんと薄口醤油を少量加え整える
・鶏肉、椎茸、大根、人参などの具材を入れて柔らかくなるまで煮て、そば米、さつまいもを加えて一煮立ちさせる
・器に盛り、ネギ、すだちなどの薬味をのせる
〇そば米は、「そばの実」などの名称で売られています。
〇そば米汁は、普通昆布や干し椎茸の戻し汁などの出汁を使って作りますが、今回は手軽に作って頂けるように、市販の鶏ガラスープの素を使いました。
お好みの出汁を使って作ってください。
〇具材は他に、ちくわ、ごぼう、かまぼこ、豆腐、油揚げなどもよく使われます。
〇鶏ガラスープの素は商品によって塩加減が違いますので、量を加減してください。
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